初めてママロク

初めての妊活から妊娠中の切迫流産などのトラブル、仕事と妊娠、出産・育児について書いています。

いざ、初めての産婦人科。何か準備は必要?緊張するし先生冷たいしで気疲れするよ。でも・・・

産婦人科ってあまり行かないしナイーブになりますよね。今となってはもっと準備しておけばよかったなってことが多いので後悔したこととその対策をご紹介します。

↓その前に参考になった本。イラストが多く文字少なめでも大切なことだけわかりやすく書いてあって妊娠中でも読みやすかったです。

産婦人科に行くときの心得

その1.事前準備

服装:脱ぎやすさ重視。ついでに着脱どちらも素早くできると焦りません。もちろん靴もです。内診台で診察する場合は下の服は全部脱いでスリッパに履き替えます。その脱いでいる間は看護師が待っているのがわかるのでスムーズに着替えられるとお互いに気になりません。

その2.診察時の心得

結構痛いよ・・・(医師によりけりだけど)

妊活を始めて二か月を過ぎたあたりで、以前から左下腹部に痛みがあったので産婦人科を受診しました。産婦人科ってあまり行かないので緊張しますよね。子宮頸がん検診で行くくらいでしょうか。しかもあの内診台が緊張します。

「息を吐きながら力を抜いてくださいねー」 (痛い...!)正直どうやって力を抜いたらいいかもわからないしどうやっても痛い気がします。

その3.聞きなれない病名を聞かされるよ(しかも説明が早口)

妊活を始めて二か月経った私の最初の診断結果は・・ 「尿検査の結果、妊娠反応がありました。」 (ぇ!?早くない!?)「あ、そうですか...」 「ですがまだ、赤ちゃんの袋である胎のうが見えませんでした。異所性妊娠というんですが、子宮ではなく卵管に着床してしまっている可能性があります。」 それから異所性妊娠についての説明がありました。

  • 異所性妊娠の場合は妊娠継続できないので取り除く
  • 左の卵巣まわりに液体が見えたので、もしかしたら異所性妊娠の影響で出血して痛みが出ているのかも
  • 異所性妊娠だと、大きくなると破裂して命に関わる
  • また確認するので来週受診してください

とのことでした。こんなに早く妊娠できたのは嬉しいけど、異所性妊娠だったらどうしよう...それからは夫と共に不安な1週間を過ごしました。

その4.(後悔)妊娠についての本で事前知識入れておけばよかった

妊娠してから赤ちゃんの成長の様子が気になり、本を購入して成長具合を確認していました。しかし本には産婦人科に通うための持ち物や服装などがきちんと書いてあり、何の準備もなしに行っていた自分はかなり勇者だなと後悔しました。それに起こりうる病気や注意するべきことも書いてあるので事前知識として頭の片隅に入れておくと上記のような聞いたことがない病名を聞かされても余裕でいられたかもしれません・・・

↓とても勉強になった本

不安と期待と経験したことがない体調不良

次の診察までの1週間。熱っぽくてだるかったり、胃がムカムカしたり。不安な気持ちを抱えながら、体調が悪い日々を過ごしました。

ネットで子宮外妊娠について調べては不安に...前回の検診で血液検査をしてもらい、hCG値というものを調べて緊急時は後日電話があるとのことでしたが、大丈夫だったのでそれだけが救いでした。その値が高いと妊娠しているのに私の場合子宮内に胎のうが見られなかったので子宮外妊娠の可能性&破裂する前に手術が必要なのだそうです。

その時期の仕事はデスクワーク中心で、外出が無いのが幸いでしたが、まだ妊娠してるわけじゃないし誰にも言えません。さらに私の職場はほとんどが40代男性で、こんなことを話せる雰囲気ではなかったので、一人で耐えていました。

いよいよ診察の日。夫も一緒に来てくれました。また内診か...

結果は、「今日は胎のうを確認できました」と。 (ぇ!?本当に!?) 初めてのエコー写真を見せてもらい、白いモヤモヤの中に黒い楕円、その中に白い輪っかがありました。

「妊娠しています」(マジか...) ただし、心拍が確認できてから母子手帳が発行されるのだそうです。終始早口で淡々とした先生でしたが、帰り際に「おめでとうございます」と一言。この言葉で自分が妊娠したのだという実感がわきました。診察室から夫が待つ待ち合い室までは嬉しい気持ちでいっぱいでした。

ドラマで「オエッ」てなるのだけがつわりじゃなかったよ

私はきっとホルモンに支配されやすい体質なんだと思います。生理痛も2日間くらいはひどかったし、PMSもあったし。この妊娠も4週目くらいからいわゆる妊娠超初期症状があったんだと思います。

まずは、だるい、眠い、吐き気のような喉から胸にかけての不快感。そして妊娠反応があった5週目の頃にはプラス目眩。胎のうが確認できた6週目にはそれらが悪化し、月曜に出勤したものの耐えられず、午後休からの1週間お休みさせてもらいました。

次の週はなんとか騙し騙し...PCの画面を見ているだけで辛かったです。

食べづわりのため、お菓子を食べ続け...デスクワークなのでマウス→除菌シート→お菓子→除菌シート→マウス、と右手が忙しかったです。そしてどうにもだるい&吐きそうな時は御手洗いに駆け込み、便座で15分休憩。横になりたかった...

検索したらよく出るつわり対策試してみたよ

  • 朝起き上がる前にクッキーとかを口に入れたらいい→そもそも朝食べるのが辛くて無理
  • ご飯は少しずつ回数を増やす→食べても食べなくても気持ち悪い
  • 炭酸系がスッキリする→そもそも気持ち悪くて飲めない
  • 梅を食べると少しは和らぐ→本当に食べてるときだけの一瞬!しかも塩分多くて逆に不安

以上!何をしてもダメでした!ただただ耐えるのみ!つわりってこんなに大変なんだな、と思い知りました。友達に子供ができたときも、産まれた後も、つわりの話なんて聞いてなかったーーー!!!(覚えてないだけかもしれないけど)

「つわりってこんなに辛いんだね」と夫にぼやいたところ、「え!?知らなかったの?」と驚いていました。子供がほしいとは思っていたものの、妊娠したらどうなるとか、あまり調べずに(お金のこと以外は)いた自分をちょっと悔やみました。防ぎようがなかったかもしれませんが。

それからはもう、地獄の日々でした。常に吐き気がする...たまにオエッとえづき、食べても食べなくても気持ち悪い。意識を失うくらい眠い。お腹の中で赤ちゃん育ててるんだもんな。体の中にもう一人別の人間がいるんだから当然の反応だよな。...頭ではわかってても辛い。横になってても辛い。トイレと布団の行き来。

妊娠6週目以降、辛い日々が続きました。解決策は無く、ただ耐えるのみ!私はお酒が好きでよく飲んでいたので、例えるなら毎日がグワングワンの二日酔い状態。仕事に出ていても集中力はないし、話しかけないでほしいし、「なる早で!」と言われたときの怒りときたら...

このままでは周りに迷惑をかけてしまうと思い、近い人たちには事情を話して、体調不良を伝えていましたが対応は変わらず。子供がいる男性でもわかってはもらえないんだな。奥さんはつわりがなかったのかな...どんどん悲観的になりました。

つわりの中休み

妊娠7週目の朝、起きたら体が軽く感じました。今日はつわりがない...!あんなに朝起きるのが辛かったのに、出勤前の準備も楽々できる!あぁ、体ってこんなに軽かったのね。通勤電車も辛くない。ですが気分が良かったのも束の間、不安が襲ってきました。なぜいきなりつわりが無くなったのか!?ネットで調べると怖いことばかり...化学流産とか心拍確認するまでは流産の確立が高いとか...どんどん不安になり、昼休みに入ってから社内のママさんに相談しました。

「心配だねー、私も急に胎動が無くなって心配になったりしたよ。心配なら病院に行った方がいいよ!」と力強い言葉をもらったので、すぐに産婦人科へ電話、上司に事情を話したら「行った方がいいよ!」とのことだったので午後休をもらって産婦人科へ。電話で、予約優先するので待ってもらいますが、と言われていたので覚悟はしていましたが2時間待ち...不安な時間でした。妊娠するって不安との戦いだな...

いよいよ診察へ。「心臓が動いてますね。ここ、チカチカしてるのわかりますか?」診察台に横たわりながら、エコー画面を見ると、先週見た胚芽の中で、チカチカ点滅しているものが見えました。(これが心臓なんだ!!!)

初めて見る心臓に驚きと喜びと安心を感じました!良かった~生きてた。先生からは、急につわりがなくなることもあるからねー、と。なるほどそうなんだ...その日はそのまま、母子手帳をもらってきてください、と申請書を受け取って帰りました。感情の起伏が激しかった一日(笑)妊娠がわかってから一喜一憂する日々です。

夫が帰ってから、心拍が確認できたこと、それがチカチカしたものだったと話しました。夫はとても喜んでいました。自分も見たかった!と。そしてその前の日はお義父さんの誕生日だったのですが、夫は誕生日プレゼントに子供ができたことを伝えたいと話していました。でも私は、まだ何があるかわからないし、心拍が確認できるまでは両親には言わないで、とお願いしていました。

なので心拍が確認できてすぐに、夫は両親に子供ができたことを伝えていました。お義父さんは、最高の誕生日プレゼントだと喜んでくれました。お義母さんも大喜び。こんなに喜んでもらえるこの命を、大事に育てようと思いました。

つわりが長い・・・

それまで騙し騙し乗り越えてきたつわりもついに耐えられなくなりました。上司に連絡すると、それまでの私の体調不良を考慮して一ヶ月の休職を許してくれました。女性の上司で良かった...その方には、妊娠反応があったけど子宮外妊娠の可能性があることや、つわりで体調不良になっていることをその都度伝えていました。

一度ばったり御手洗いで死にかけているところで遭遇し「休んどきな!」と言ってもらいました。もう一人、男性社員にも伝えていましたが、その人は全く関係ないといった風でした。きっと奥さんが辛かったときも何も気遣わなかったのでしょう。(毒)

仕事を休めることになり、それから約3週間は寝たきりで過ごしました。家事はほとんど夫がしてくれてありがたかったです!!感謝です!つわりで偏食気味になった私のリクエストに答え、ハンバーガーやポテト、ゼリー、ポテチなど(じゃがいも系率高め)を毎日仕事帰りに買ってきてくれました。しかし毎日食べたいものが変わりました。夫は、つわりで食べられないだろうからゼリーを買ってきてくれるのですが、ある日突然、ゼリーは食べたくなくなります(笑)つわり中ってどうしてジャンクフードが食べたくなったり普段食べようとしないものを食べるようになるのでしょうか。お腹の赤ちゃんのためにって無理せずに、食べれるときに食べたほうがいいと先生からは言われました。飲み物も、つわり中は冷たい方が飲めるから冷蔵庫で冷やしたくらいのものはいいそうです。さすがに氷でキンキンは控えた方がいいと思いますが・・私も果物ジュースばかり飲んでいました。

↓妊娠中の対策だけでなく出産の流れがイラストで載っているので出産が楽しみになるのとイメトレできますよ!

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